主宰は、仙台市成年後見サポート推進協議会でした。その協働団体に東北税理士会も参列しています。私は、東北税理士会からのメンバーとして、の主催者側のお手伝いをした訳です。
協働団体には、東北税理士会の他にも、仙台弁護士会、司法書士会のリーガルサポート宮城支部、宮城県行政書士会、仙台市、仙台市人権擁護センターが名を連ねておりました。
私は、税理士会で開催される成年後見人の研修会には2度参加しています。ですから、多少の知識はあるつもりでしたが、話しあわれていたことは、生々しいお話しが多かったです。
実務を担当しているものと、そうでないものの乖離を痛感致しました。
裁判所の資料を拝見しますと、成年後見人の申立件数は、まさに鰻登りです。
H12年 7,451件
H13年 9,297件
H14年 12,746件
H15年 14,462件
H16年 14,532件
H17年 17,910件
H18年 29,380件
実は私も最近、後年人を申し立てる必要があるかどうかという相談を受けたばかりでした。私は後見人を申し立てることをお薦めしましたが、結局は申し立てをしなかったようです。
申し立ての手続も、煩雑と言えば煩雑であり、また申し立て後の事務を大変煩雑なようです。また、費用の問題等お金の問題が絡むことが多いためか、何よりも家族が第三者の介入を嫌がることも多いようでした。
しかし、それでも裁判所の資料が示すように、成年後見には大変なニーズが存在するようです。まさに長寿社会故のニーズなのでしょう。
税理士会も公益活動を推進すべく、税理士パブリックサークルというHPを立ち上げています。
http://www.zeipabusa.org/index.jsp
このHPが立ち上げられたのは最近のことです。少々遅い感は否めませんが、それでも取り組みを始めたことは、大変良いことと思います。
多くの税理士に関心を持ってもらい、公益活動に参加して頂きたいです。
ところで、何をお手伝いしていたかと言いますと、受付です。
「おはようございますぅ〜」とか、「いらっしゃいませぇ〜」など、精一杯明るく対応したつもりです。 (^O^)
〒983-0835
仙台市宮城野区大梶12-23-1101
平野由紀子税理士事務所
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