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あの震災の日(3.11)から、間もなく5ヵ月が経とうとしています。

折しも、広島・長崎への原爆投下の日、終戦記念日も到来しようとしています。
今は、多くの亡くなったの方々を慰める時なのだと痛感いたします。

 3.11の後、なかなかブログを更新する気にはなれませんでした。文章を書く心境ではなかったのです。あまりに多くことがありすぎたのかもしれません。悲しいことが、沢山ありすぎて、心が乱れていたんだと思います。今は、 少し落ちついて来たような気がします。また文章を書いてみようと思うようになりました。

また、沢山の方々から応援メッセージを戴きました。更に、お見舞も頂戴致しました。

私も関与先様を心配しましたが、関与先様からも、心配して戴きました。
しばらく連絡が途絶えていた友人たちからも連絡を戴きました。こんな時ですが嬉しく思いました。
多くの方々が、心配してくださっていたことを、再認識でき、悲しい中にもほんのりうれしさを感じました。

皆さまに、この場をお借りして、心から御礼申しあげます。

3月11日の日のことは、これからずっと「あの日」と呼ぶのであろうと思います。

しかし私にとっては、その後の3月14日、その日の朝の感動を忘れることが出来ません。

 まだ停電中で、ライフラインは何もありません。携帯電話も思うように繋がりません。

正直、沿岸部の方が大変らしいとは知っておりましたが、具体的にどんななのかよく知りもしなかった頃でした。

そのような状況の中、3月14日私は税務署で電話相談業務に従事する予定でありました。

その日の税務支援があるのかどうか解りませんでした。津波で多くの方々が死亡していることも知りました。こんな時ですし、電話が繋がりませんでしたから、電話相談業務はないのではないかと思いました。しかし、とにかく14日の朝早く税務署に行ってみることにしました。

(あとで、公務員は、仕事が無いと言われない限り這ってでも出ていくもんだ・・・

と教えて頂きました。)

 朝早い時間だというのに、中部電力の車両を5〜6台見かけました。中部電力の車両など、今まで見たことがありません。 きっと中部のどこかから、、、、もしかしたら夜を徹してここまで来て下さったのであろうとそう思いました。

「遠路遥々、ようこそきてくださいました・・・。」

心からそう思いました。

 私達を助けに来てくださった・・・・そう思うと、自然と合掌してしまいました。

合掌とは自然に出来るものであることを、あのときはじめて知ったように思います。

感謝の念が溢れてくると、自然と手が合わさるものなのですね。

 信じられないほど多くの方が亡くなって、私達は動揺しています、泣いている方も沢山です。

どうぞわたくしたちを助けて下さい・・、そういう思いが、溢れてきて私に合掌をさせたのだと思います。


 その後、自衛隊の車両も沢山見掛けました。やはり遠くから来て下さったようでした。


 そして、市内中心部に近づくと、沢山の人々が、本当に沢山の人々が、

歩いてあるいは自転車で、市内中心部にただもくもくと中心部に向っている風景を見ました。

 3月14日の朝は、気持の良い朝で、その多くの人々が朝日に輝いて見えました。


 大きな津波が来て、沢山の方々が亡くなったというのに、強い地震で沢山の建物が損傷したというのに、電気・ガス・水道そして電話もなにもないというのに、それでも多くの方々がおそらく仕事をするために中心部に向っていたのだと思います。
 
 あるいている方々の中には、家が壊れた方もいたことでしょう。家族と連絡がとれていない方もいたかもしれません。もしかしたら、親戚、家族を亡くした方もいらっしゃったのかもしれません。
 それでも、こんな非常事態でも、自分の仕事、なすべきことことを忘れていない人が、こんなに沢山いる、そのことに私はとても感動致しました。

 やはり、日本人は真面目であり冷静なのでしょう。
 私もその日本人の1人であることが誇りに思えました。日本に生まれてよかった、日本人でよかった・・と。

 そして、同時に、私も何かをしなければならないのだと知りました。 被災地に多くの支援品が寄せられ、人的支援も集まってきていました。
被災地にいるのだから被災者なのですが、それでも何かしなければならないのかと、焦りにも似た思いが有りました。

 3月14日の風景を見てからしばらく、私には何ができるのか?私は何をしなければならないのか?と思案し続けていました。余震も多い中、思案はなかなか進まず、まとまらずにおりました。

 結局行きついたのは、「自分の仕事を一生懸命にすること」でした。

あの3月14日に見た風景と想いを幾度となく想いだしました。

あの時、感動したのは、それぞれの者がそれぞれの仕事の責務を一生懸命に果たそうとしている姿だったのだと思います。

ならば、私がすべきことは、直接的に被災者を助けることではないかもしれませんが、それでも自分の仕事を一生懸命にすることなのであろうと・・・そう思うに至りました。

あの日の風景と想いを、いつまでも忘れずにありたいと、今はそう思っております。

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